こんな楽しいチーム、見たことない!
地域女子CCは2日目。決勝ラウンド。 昨日予選1位で通過できたので、我々ゾンネは今日もビーチサッカーができる。 選手たちには、我々が経験したことのない、準決勝以上という舞台に到達したことに喜びを感じ、楽しもうと話した。 ミーティングでは2020年に、関東女子ビーチサッカーリーグの最終ラウンドで作成したゾンネの歴史を紡いだモチベーションビデオをアレンジしたものを流し、ここまでの歴史の上に今がある、ということも伝えた。
準決勝の相手は、3連覇を目指す、王者・東京ヴェルディプライアナBS。 これまで惜しい試合が何度もありながらも、一度も勝てたことのない相手。 しかも、相手は外国人選手も擁して、優勝だけを狙いに来ている。 今大会でも予選ラウンドを大差をつけて危なげなく勝ち上がってきており、ゾンネ以外、会場のほとんどはプライアナの勝利を信じて疑わなかったと思う。 12人フルメンバー、ベンチ外まで出ている充実したチームを相手に、我々少人数のゾンネ軍団がどこまで食い下がれるか。 でも、今日は、ほとんど戦術的な指示はしなかったし、選手たちからもそんな話は出なかった。 とにかく36分を楽しもう。 なにがあっても、楽しみ続けよう!と。
後段のマッチレポートに詳述するが、結果的に、この試合は今大会のベストゲームと評される激闘になった。 前半早々先制されたゾンネだが、その後、ゾンネで始め、プライアナに数年所属し、再び今大会からゾンネに復帰したTamさんの同点、逆転ゴールが生まれ、それ以降、プライアナに第3ピリオドの終盤までリードを奪わせない展開が続いた。 第3ピリオド終盤、一時逆転されるも、残り1分を切ったところでゾンネが執念のゴールを決め、再び同点に。 しかし、最後に力尽き、4−5で惜敗。 大会が終わってみれば、事実上の決勝戦であった。
なによりうれしかったのは、Tamさんがプライアナを相手に2点という貴重なゴールを決めたこと。 本人も心に期するものがあったと思う。 Tamさんの笑顔、それを祝福する仲間たちの姿に、涙が出る思いだった。
3位決定戦は、またまた関東同士の対決となった。 こちらもここ3年勝てていない、レーヴェ横浜FRAU。 我々はヒラを累積警告の出場停止で欠く、苦しい状態。 人数潤沢なFRAUにどこまで太刀打ちできるか。
しかし、今日のゾンネはそんなのは関係ない。 チーム一丸となり、最後まで、本当に全力で戦い抜いた。 ゾンネの勢い、パワー、そして、楽しさあふれる選手たち、ベンチに、FRAUは間違いなく圧倒されていた。
第1ピリオド、怒涛の攻撃で3−0とすると、一度もリードを渡すことなく、同点に追いつかれても慌てることなく、最後は再びリードを奪って、5−4で見事な勝利! 3位を手にした。
7年前、2019年3月の第1回に出場して以来、最初の頃は予選グループすら勝ち抜けなかった。 グループ最下位になったことも一度だけではなかった。 そんなチームが、ついにベスト4に到達し、あわよくば決勝進出、優勝?と期待するほどのパフォーマンスを見せ、最終的には目標である3位を勝ち取った。 しかも、事実上、過去最少の人数で遠征した今大会でだ。
表彰式で選手たちが表彰され、銅メダルを手にする姿を見て、こみ上げてくるものがあった。 でも、まだ、我慢しておこう。 我々の目標はもう決まった。 次はテッペンを獲りに行く! だからこそ、今日はまだ涙はしまっておきたい。
そして、なによりうれしかったのは、結果だけではない。 今大会、相手チーム、運営関係者、レフェリー、他チームのサポートなど、本当にさまざまな人からうれしい声をいただいた。 「ゾンネ、強くなったね!」 「今大会はゾンネの大会だね!」
その中でも、一番と言って良いうれしい言葉は、大会カメラマンの方からの「こんな楽しいチーム、見たことない!」という言葉だった。 まさにゾンネが大切にしているものが、多くの人たちに伝わった大会となった。
「楽しんで、勝つ!」
これからもゾンネらしく、前に突き進んでいきたい。
大会後、片付けを終えると、運営関係者の方々に御礼して、お土産を買ったり、レンタカーを返却したりしつつ、空港へ。 空港のフードコートでオリオンの生ビールをいただく。 う、う、うまいっ!!!笑 最高のビール! こんなにうまいビールは、2015年12月13日に、熊本空港で飲んだ以来だ!
搭乗予定だったANA便が大幅遅延したのだが、運良く他の便に振り替えていただき、羽田へ到着! 関東、寒いっ!!!笑
帰宅したのは深夜であった。
−−−マッチレポート−−−
【1日目:予選ラウンド】
「自信」「言霊」「ありがとう」をテーマに、そして、ゾンネらしく「楽しんで勝つ!」と臨んだ、第8回BeachSoccer地域女子チャンピオンズカップ。 第1回から欠かさず出場してきた数少ないチームとして、今大会決勝ラウンドに進む必須条件である予選ラウンド・グループ1位(3チーム中)、過去最高のベスト4、そして、3位以上を目標にSONNE Kamogawa B.S.は臨みました。
予選ラウンド、第1戦はドルソーレ福岡ヴィーナス。 直近の昨年10月のクイーンズカップでは3位決定戦で勝利した相手ですが、地域女子CCでは過去4回対戦して一度も勝利できなかった相手でもあります。 苦しい試合展開も予想されましたが、ゾンネは開始早々、6佐久間からのクロスを5高橋がダイレクトに合わせて幸先良く先制。 さらに第1ピリオド、6佐久間が追加点を奪い、2−0と試合を優位に進めます。 第2ピリオド、第3ピリオドとPKで1点ずつを献上するも、ゾンネの堅い守備陣がドルソーレに主導権を握らせず、ゾンネは5高橋が追加点を奪い、差を広げていきます。 自信をもった危なげない展開で、ゾンネが5−2で勝利。 予選ラウンド突破に向け、大きな勝利を手にしました。
第2戦はヴィアティンBSレディース。 2025年シーズンの関東女子ツアーでも2回対戦しているチームですが、試合は第1ピリオドからゾンネの攻撃力が爆発し、第1ピリオド終了時点で6−0。10平田の醍醐味である、GK・7能波からの前方へのパスに合わせた鮮やかなダイレクトオーバーヘッドシュートも決まり、勢いに乗りました。 第2ピリオド、第3ピリオドと点数を重ね、3失点はしたものの、13−3の圧勝。 予選ラウンド全勝で、グループ1位となり、決勝ラウンド進出を決めました。
【2日目:決勝ラウンド】
予選ラウンド突破を決め、過去最高のベスト4を達成したゾンネ。 3位以上という今大会の目標まであと1勝です。
準決勝では3連覇を目指す、同じ関東地域の王者・東京ヴェルディプライアナBSが立ちはだかります。 しかしながら、ゾンネは勢いそのままに、プライアナに果敢に挑みました。 開始早々、プライアナのパスワークから失点を喫しますが、それでもゾンネの守備陣は崩れることなく、すぐさま、ゾンネでビーチサッカーを始め、プライアナに数年所属し、再び今大会からゾンネに復帰した4遠藤がゴール前の混戦を押し込み同点。 さらに、4遠藤が11吉野の低い弾道のCKをニアで見事にダイレクトで合わせて、逆転に成功します。 第1ピリオド終盤、プライアナに追いつかれるも、第2ピリオド、相手GKの4秒違反で得たFKを6佐久間がゴール左隅に豪快に突き刺し、再び勝ち越し。3−2でリードを奪ったまま、第3ピリオドに突入します。 ゾンネのまさかの善戦に、会場も異様なムードに。 第3ピリオド、勝利に向けて、粘り強い守備をするゾンネでしたが、12人のフルメンバーを揃えてきたプライアナに対して、少人数で戦いを挑んでいることもあり、徐々に疲れが見え始めます。 残り9分、同点ゴールを許すと、残り5分には逆転ゴールを許す苦しい展開に。 それでもゾンネはあきらめずに戦い、残り1分を切ったところで5高橋が相手バックラインのミスを見逃さず、そのままスライディングシュート。これが見事に決まって、劇的な同点弾!4−4と試合を振り出しに戻します。 このまま延長か、と思われた展開でしたが、残り15秒。 プライアナにCKをファーサイドでヘッドで押し込まれて、4−5。 その後も果敢に一発を狙いにいきますが、無情にもそのまま試合は終わり、1点差という惜敗で3位決定戦にまわることになりました。 それでも、王者・プライアナを相手に、互角以上の戦いをしたゾンネには惜しみない拍手が送られていました。
3位決定戦の相手は、同じく関東地域の強豪・レーヴェ横浜FRAU。 何度も対戦してきた相手で、最後に勝利したのは約3年前です。 試合前、今大会のテーマである「自信」「言霊」「ありがとう」そして「楽しむ」を確認して臨みました。 さらにこの試合は、10平田が累積警告で出場停止となり、12人フルメンバーのFRAUを相手に8人で臨む苦しい状態。 しかも、ここまで2日間、12分3ピリオドの試合を3試合こなしてきたという、体力的にも厳しい中の試合ではありました。 しかし、ゾンネの勢いは衰えることなく、むしろ出場停止の10平田の分もがんばろうと、各選手が全力で戦いました。 第1ピリオド、GK・17越後のスコップシュートが鮮やかに決まり先制すると、ゾンネの守備陣が相手の攻撃を中盤で止め、すぐさまシュートを狙うという守備からの攻撃という素早い展開で、6佐久間がすぐに追加点。さらに6佐久間が終了間際にもゴールし、3−0とします。 第2ピリオド、ゾンネが風下になったこともあり、少人数で戦ってきた疲労もあってか、2点を返されますが、リードを守ります。 第3ピリオド、一時同点に追いつかれるも、ゾンネの守備は緩むことなく、5高橋がビーチマジックでの勝ち越しゴール。 さらに5高橋がカットインからゴール左隅に豪快に決め、5−3。 その後、粘るFRAUに1点を返されますが、最後まで守備は崩れることなく、時に身を挺したディフェンスも見せ、5−4で勝利! ゾンネがクラブ史上初の、地域女子CC、3位に輝きました。
なお、今大会、大車輪の活躍を見せた5高橋は12得点で最多得点選手となりました。
今大会のゾンネは強さだけでなく、ビーチサッカーの原点である、楽しさを表現したチームとして高い評価を受けました。 ゾンネのモットーでもある「楽しいスポーツが勝つ、この瞬間を」を結果でも体現した大会となりました。 苦しい状況を何度も乗り越え、歴史を積み上げてきたゾンネですが、その成果がようやく実を結んだ大会となり、ゾンネの選手たちにとっても次へ向けて確固たる「自信」を高める結果を手にしました。 準決勝のプライアナとの激闘で「テッペン」も見えました。 次なる目標は明確になりました。
これからも応援、よろしくお願いいたします。
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3位、やりました! NIKON D7500 22.00 mm ISO140 1/500 sec f/5.6
重い、重い、表彰状 Canon EOS R6 55.00 mm ISO1600 1/6400 sec f/6.3
あみが12得点で得点王に!「星」になった。 Canon EOS R6 46.00 mm ISO1600 1/4000 sec f/6.3
準優勝・スポジックのみんなと… NIKON D7500 18.00 mm ISO100 1/350 sec f/5.6
プライアナ戦 NIKON D7500 ISO100
同点ゴールをあげたTamさん! Canon EOS R6 349.00 mm ISO1250 1/5000 sec f/5.6
さらに逆転ゴール!Tamさん、おかえり!! Canon EOS R6 340.00 mm ISO1250 1/4000 sec f/5.6
監督業、やってます。笑 Canon EOS R6 100.00 mm ISO1600 1/4000 sec f/5.6
ゴールパフォーマンスの数々。落ち着ける効果もある。 Canon EOS R6 234.00 mm ISO1600 1/8000 sec f/5.6
準決勝の激闘を終え、惜敗の悔しさはあるけど、明るさは失わないゾンネメンバー NIKON Z50_2 ISO200
今日も女子サッカーDAYをアピール NIKON D7500 ISO100
3決、さらに少人数で挑む。 NIKON D7500 ISO360
第3ピリオド、3位を絶対獲ろう!と円陣 NIKON D5600 260.00 mm ISO400 1/2000 sec f/6.7
3位ゲットだぜい! NIKON D7500 ISO180
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