雨の宮出し
台風は当初の予想進路を大きく西に逸れ、ひとまず祭礼への直撃は避けられ、予定通りお祭りが斎行された。 雨も止み、時折晴れ間ものぞく中、朝7時より例祭式を斎行。 その後、宮出しの祝詞を奏上し、手打ちをすると年番町によって御神輿が社殿から出されていく。
とここで、なんと雲行きが怪しくなり、突然激しい雨が降り始める。 台風に関連する分厚いちぎれ雲がやってきたようで、雨脚は強まる一方。 青年、氏子たちは雨の中ずぶ濡れになって御神輿の準備を進める。
準備も終わり発輿の頃になると、雨脚も弱まってはきたが、今年は雨の中の担ぎ出しとなった。
そう言えば、以前も一度発輿の際、だいぶ強い雨が降ったことがあったような気がする。
雨が降ると、御神輿も濡れ、ただでさえ重い御神輿の重量はさらに増す。 お祭りはとにかく楽しく、賑々しく。 2日間、まずは無事にお祭りが納められることを祈るばかりである。
雨が降っても、みな元気な天津人。 一年に一度、天津の魂が燃えるお祭りがいよいよ始まった。
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豪雨の中、御神輿が参道を下っていく iPhone 7 3.99 mm ISO20 1/136 sec f/1.8
長男・次男も宮出しを見学 iPhone 7 3.99 mm ISO25 1/50 sec f/1.8
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