大晦日
早いもので、2021年・令和3年も今日で終わりを告げる。 大晦日がやってきた。
一昨年秋の台風襲来の傷が癒えぬ中、昨年初めから全世界を襲っているCOVID-19のパンデミック。 世の中の価値観は一気に転換し、人々はまだまだ制限された生活を強いられているが、だが、そんな時代の中でも精一杯歩んできているような気がする。
今年はなんと言っても、1年延期された東京五輪が開催され、5年越しの誘致を実現させた、FIFAランク4位の女子サッカーオランダ代表の事前キャンプを鴨川市で受け入れ、誘致を通じて、私は現場の責任者として奮闘させていただいた。 なかなかできない経験だったし、いろいろと学ぶものも多かった。
昨年度で地方創生推進交付金が切れ、市からの限られた補助金の中で、厳しい状況の中で運営せざるを得なかった地域スポーツコミッション・ウェルネスポーツ鴨川。 先行きの見えない中で、役員でもある私は6月から無報酬となり、スタッフも泣く泣く事実上の減俸を断行して耐えてもらった。備品庫として使ってきたプレハブも7月末で解約。自転車をはじめ備品の置き場にも苦労した。 一時は解散も考えざるを得ない状況だった。 しかしながら、その危機感と本気度、覚悟が功を奏し始めたのか、緊急事態宣言が解除された秋頃からアウター事業(ロゲイニング、サイクルツアー等)への引き合いが入り始め、元々のねらいでもあった特に企業・団体・学校向けへの展開が実を結び始めたことで、なんとか今年度を乗り切れるまでの売上を上げるに至っている。 極めて厳しい状況下で、あきらめず、一緒に奮闘してくれたスタッフには感謝しかない。
そして、なんと言ってもビーチサッカー SONNE Kamogawa B.S. 昨シーズン終了後、一昨年同様、主力選手たちが抜け、今年はなんと3人からのスタートとなり、一時は関東女子ビーチサッカーリーグへの参戦も危ぶまれた。しかし、4月頃から徐々に仲間が加わり、リーグ参戦。結果こそ、5チーム中の4位ではあったが、最終ラウンドでは12名フル登録を実現し、さらに、4位ながらも平田選手が得点王を獲得した。 男子チームも今季から創設された関東2部に初参戦。結果こそ、全敗であったが、45歳の私が全勝優勝を果たしたウィズキッド鹿島相手にゴールを奪い、個人的にも一段階ステップアップできたように思う。想像もできない体験でもある。 昨年5月に開設された、鴨川令徳ビーチコートでは頻繁に公式戦が行われるようになり、毎週コンスタントな活動によって、選手をはじめ、ビーチサッカーに取り組む仲間も増えていっている。 2018年に創設したゾンネであるが、まさに今年、チームとしてのベースがようやくできあがったという手応えを感じている。
明日からやってくる来年以降を見据えると、宮司である父も来年には74歳を迎え、私もそろそろ本格的に神職として戻っていかなければならないという自覚も芽生え始めている。 おそらくいまのようなポジションでまちづくりに携われるのも、長くてあと3年。 徐々にではあるが、活動の拠点を神社に移していくつもりだ。 その意味でも、来年は移行期の第1フェーズとなるだろう。
いずれにしても、ここまでの私の人生を支えているのは、家族であり、出会った人との御縁である。 人なしには私の人生はもちろん成り立たないし、人がいたからこそ、私も思い思いに活動し、人生を積み上げてくることができた。
最近、人にも言うことば。
20代は広げる。 30代は深める。 40代は極める。 50代は教える。 60代は導く。
来年は46歳。50歳も見えてくる。 極めるから教えるへ。
いろいろなことはあったけれど、今年もまたすばらしい一年だったことは間違いない。
さあ、明日からはじまる、まずは正月!! 社頭でみなさんを明るく笑顔で迎えたい。
[WALK:-]
|
正月の準備も万端(12/30) iPhone 12 1.55 mm ISO25 1/1089 sec f/2.4
水仙咲く参道(12/30) iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/2747 sec f/1.6
お飾りをつけていく(12/30) iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/903 sec f/1.6
我が家にも(12/30) iPhone 12 4.20 mm ISO100 1/121 sec f/1.6
|