夢を目標に変え実現させた男、そして、次なる目標へ
松尾くんが12年前に約束した、さだまさしさんや福山雅治さんら、長崎出身のアーティストがライブを開いている、長崎の音楽の聖地、稲佐山でのライブがついに実現された。
心配されたお天気。予報は傘マークがついていたが、開演前には雨がすっかり上がり、ライブ中は一切雨が降らないというミラクル。 さすが松尾くん、持ってる男!! さらに会場に集まったメンバーも結構晴れ男がいるらしく(私も含め!笑)、まさにみんなの祈りで雨雲を押しのけたのだろう。
ライブは14時から4時間近くにもなるロングなものとなった。 私は夜の飛行機でとんぼ返りしなければならなかったので、アンコールの2曲目で泣く泣く会場を後にした。
集まった人数は200名ほどだっただろうか。 芝生席の上では子どもたちが走り回ったり、キャッチボールをしたり。 あれから10年以上が経ち、いまでは私も含めて所帯をもつメンバーも多くなり、まさに家族旅行の人たちが集まった感じで、松尾くんをずっと応援してきた人たちが稲佐山に集結し、アットホームな雰囲気を作り上げていた。
ライブの最後には重大発表が! 2030年4月に再びこの地でライブを開催するという。
今回は松尾くんが音楽活動を続けてきた証であるが、次のライブはきっと彼としては、もっともっと大きく深いアーティストとなり、大勢の観衆とともにもう一度チャレンジし、帰ってくるという誓いではないだろうか。 私はそう理解した。 だからこそ、あと8年後、そして、2030年に向けた8年間の彼の活動が楽しみでもある。
松尾くんと出会ったのは、もう二十年ほど前になるだろうか。 彼は実はかっぺにアルバイトとして入ってきた。 当時からシンガーソングライターとしては活動を始めていて、インディーズでCDを出したりもしていた。
まだ20代だった彼は「30歳までに音楽で飯を食えなければ音楽を辞める!」と宣言していた。 その後、彼は思い切って、自分で音楽関連の会社を起業する。 社名を決める時には相談にも乗った。
そして、2010年、10年後、自分の故郷・長崎で、音楽の聖地、稲佐山を会場にライブを敢行すると決め、チケットを売り始めた。 ある意味ぶっ飛んだ人間である。
もちろん自分も負けず劣らずぶっ飛んでいるので、かっぺからの御縁もあり、応援してきた。 酒を酌み交わすことも数え切れず。 互いに人生について語り合うこともあった。
そんな彼が夢を目標にし、そして、ついにライブを実現させた。
しかしながら、おそらく彼は満足できてはいないだろう。 間違いなく次なる目標をすでに向かい始めているはずだ。
ただ、応援してきた自分としては、まずはコロナ禍で2回も延期せざるを得なかったライブが開催できたことだけでも、うれしかった。 それがなによりだった。
これからも歌を届けてくれ、歌で社会を、人々を明るく前向きにしてくれ! 松尾貴臣!!
ライブ開催、おめでとう。
[WALK:9787]
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アットホームなライブだった。 iPhone 12 2.71 mm ISO25 1/197 sec f/2.2
やってきました〜。 iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/5051 sec f/1.6
さだまさしや福山雅治らがライブを開く長崎の音楽の聖地 iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/3300 sec f/1.6
無事フィナーレ iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/157 sec f/1.6
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