2017/11/19

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ヒューマンフェスタ
午後、鴨川市市民会館で行われた、ヒューマンフェスタに参加した。
母が人権擁護委員を務めており、司会をすることになったこともあり、また、集客にも少々苦労しているということで、せっかくならばということで私も行ってみた。(母は若かりし頃、アナウンサー志望でもあった。笑)

オープニングセレモニーの後、ひまわりキッズ&フルールによるステージが披露され、メインとなる講演会では日本の車椅子アスリートの草分け的存在でもある土田和歌子さんが講師を務めた。
ひまわりキッズ&フルールのステージはなかなか圧巻で、オルカのホームゲームでもハーフタイムなどでパフォーマンスを見せてもらっているが、これは地域の一つの宝として披露できる機会をもっともっと作れていければと思う。

土田和歌子さんのお話しは自分のここまでの人生を振り返るもので、高校2年の時、交通事故で脊髄損傷を負い、突如の車椅子生活になるも、そこから障がい者スポーツに出会い、アイススレッジで冬季五輪に出場。長野パラリンピックでは見事に金メダルを獲得。その後、陸上に転向し、アテネパラリンピックでは5000mで金メダルを獲得し、夏季・冬季のパラリンピックで金メダルを獲得するという偉業を成し遂げた。
そして、40歳を超えた今でも現役として障がい者スポーツを牽引し、なんとトライアスロンに挑戦しているというのだから、本当にすごいバイタリティーの持ち主である。

障がい者スポーツは障がい者にとってはとても身近でだれにでもチャンスがあるものだけど、しかし、パラリンピックに出て世界のアスリートと渡り合うためには、オリンピアンよりもさらなる努力が必要というお話しが印象的だった。
トレーニングするだけでなく、障がいをもった自分と向き合うことが結構たいへんなことのようだ。

ただ、土田さんは悩む時は悩むが、そこから復活するのがとても早く、脊髄損傷を負った時も比較的短期間に立ち直り、心を切り替えて人生を歩み始めることができたそうで、何事もポジティブに転換するという性格が彼女の活躍を支えているような気もした。

会場となった市民会館にどれくらいお客さんが入っただろうか。
空席も多く目立っていたので、やはり集客に苦労したのだと思うが、世界の第一線で活躍するアスリートのお話しだけに、もっともっと多くの人たちに聴いてほしかったというのが正直なところ。
土田さんは鴨川でもトレーニングをしているということで、御縁のある方ということもあり、これからも応援していきたい。


夜はボーイスカウトの入隊式にはっちゃん、ミッキーを連れて参加する。
はっちゃんはボーイスカウト。ミッキーはビーバースカウトの現役スカウトである。
少子化、多様化にともない、年々スカウトの数も減少しているが、ボーイスカウト活動は大人になった時にこそ、絶対に役に立つ経験を得ることができる。
実際、私もスカウト活動が人生の大きな糧になっている。プロジェクトの企画や遂行のノウハウはボーイスカウトで育まれたものと言っても過言ではない。
多くの子どもたちに入隊してほしいと願う。


[WALK:4060]
ヒューマンフェスタ
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ボーイスカウト入隊式
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