“オペラ歌手”として取材!?
午後、天津小学校のはっちゃんの同級生が取材に訪れた。 なんでも天津小では地域教育の一貫として「天津元気プロジェクト」なるものを立上げ、天津の魅力を発信しようと、子どもたち自ら取材をし、動画を作成するそうだ。
で、先月笑撃的な手紙が届いたのだ。 「岡野さんは天津神明宮の神主であるとともに、オペラ歌手であると聞きました。ぜひ取材させてください」
おーいっ!だれだ!?オペラ歌手なんて言った人。 オルカに関わっていて、とか、KamoZineを発行していて……、とかならわかるけど、なんで“オペラ歌手”なんていう切り口なのだ!? まぁ確かに数年前まで声楽を学びつつ、時々、鴨川でもコンサートなどを開いたりしていたけど……。しかし、それは趣味というか、決してプロなどとは断じて言えないレベルでの話。むしろ、同じ音楽なら、うちの嫁さんをピアニストとして取材した方がよほど良いのではとも思ったのだが……。
まぁでも、そこで、おもしろがって取材を受け入れてしまう私も大概にせえよ!って感じだが……(笑)
というわけで、取材に臨んだのだが、教頭先生も同行してカメラマンを務めている。 子どもたちが緊張しつつ、質問して、私もそれに答え……。 そして、最後に「歌っていただけませんか?」というお約束のリクエスト!
いろいろと思案した挙げ句、天津小学校の校歌を急遽嫁さんの伴奏により、歌うこととした。その次には今では幻となってしまった、祖父が作詞した天津中学校の校歌もアカペラで歌った。 オペラアリアとかカンツォーネとかの選曲も考えたが、やはり来年小学校統合を控え、校歌を歌うのが一番だと考えた。
これが……、案外緊張する!!(笑) でも、ここで“バカ”にならねば!ということで、今歌える目一杯のパワーで歌った。
まぁ歌の良し悪しは別として、プロジェクトの趣旨に沿った取材になったのではないか?と思う。
いやはや、しかしながら、“オペラ歌手”として取材を受けるなんて、おそらく最初で最後だろう。
で、だれが“オペラ歌手”を吹き込んだのか。 追及していくと、どうも校長先生や教頭先生ということが判明した。一緒にカラオケに行ったりした時、私はいつも「Time To Say Goodbye」を歌うのだが、それを以て、子どもたちに“オペラ歌手”がいるよ、と(おそらく半分冗談で)話したことが子どもたちに実しやかに広まってしまったらしい。
まぁでも、良い経験をさせてもらった。 これを機に、歌を復活させるかな!
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2010/05/21、亀田総合病院Kタワー1階でコンサートを開いた DSLR-A350 26.00 mm ISO800 1/60 sec f/7.1
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