リーグ実行委員会
昨日降った雪も薄っすらと残る程度で、方や都内では20cmを超える積雪があったというのに、相変わらず鴨川の温暖っぷりを発揮した。 心配された交通網もJRがなんと始発から平常運転。 というわけで、無事東京に向かうことができた。
午後、今シーズン最後のリーグ実行委員会に出席。 私はこの実行委員会をもって実行委員の務めを終え、来シーズンからは北本GMにバトンタッチすることになる。
実行委員会後、実はこれが実行委員会以上に楽しみだった、Bリーグの千葉ジェッツの島田代表の講演を利かせていただいた。 ズバリ集客をテーマにした内容。 なでしこリーグ、所属クラブはどこも直面している問題である。 一言で期待以上の内容で、私もとても刺激を受けた。
スポーツビジネスという幻想。ただ、がんばれば、努力すれば、というスポーツならではの根性論でやっても意味がない。ビジネスとしてしっかり理解して戦略的に取り組むべき。 まずは、目先の問題よりも、ビジョン、哲学をしっかり設定し、それに沿ったクラブづくり、チームづくりをすべき。
ほかにもいろいろなお話しをされていたが、そのどれもが、ストンと心に落ちるものであった。
しかしながら、結局思ったのは、最後はやっぱり心であるということ。 最後に差をつけるのは、やると決めたことをやり切るという覚悟、とお話しされた時、そのことを実感した。
とかく、最初から心を重視してしまうと、大切なビジョンや戦略がおざなりになってしまい、結局空回りをしているだけ、となってしまうわけで、あるいは心とか頑張りというものに甘えてしまうことにもなる。 まずはビジネスとしてビジョンや戦略を明確にし、プロフェッショナルとしてその仕事に徹した上で、しかし、最後には覚悟がモノを言う、最後の最後は精神論なのだと思う。
これはアスリートにおいても同じだと思う。 トレーニングをただ闇雲に精神論でがんばっていてもだめだし、やはり戦略的に、しっかりとした理論に基づいたトレーニングを日々積み重ねていかなければ、本番で力を発揮することはできない。 だが、最後の最後、何が微妙な差を分けるか、と言えば、気持ちの強さ、覚悟といったものだと思う。
夜、実行委員を退任することもあり、お世話になった、リーグの方々と個人的に食事をさせていただいた。 ざっくばらんに、胸襟を開いたお話しができて、時間の経つのもあっという間。まだまだ話し足りないことがたくさん!
これからもぜひこういう機会を作りましょう!ということで、今日もまた濃い一日は過ぎ去っていった。
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JR動いてくれた! iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO32 1/807 sec f/2.2
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