2018/05/10

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また一人…
ボーイスカウトをはじめ、公私共にお世話になっていた方が亡くなり、夕方お通夜に参列してきた。

うちの祖父やその方のお兄さんとともに、青少年育成のために強い情熱をもってボーイスカウトを立ち上げ、うちの父も加わって、多くの地域の人たちとともにスカウトを育ててきた。
ボーイスカウトの役職を退いた後も、魂だけは団に残し、時折、我が家にやってきては数時間、ボーイスカウトのこと、地域のことなどを熱く語っていたことを思い出す。

ある面、なかなか独特な方でもあったが、しかし曲がったことは絶対に許せないという、真っ直ぐな方だった。
そして、どこかに優しさにも満ちあふれていた。

我が家にやってくる時は必ずと言って良いほど、お菓子やアイスを買ってきて、まずは社務所の女性職員に配った後、「余ったから」という決まり文句で私たち男性職員衆にもくれた。
お菓子やアイスは毎回必ず「余っていた」

その方は青年会議所の大先輩でもあったが、私が入会するに当たっては実は反対した。
その理由は「彼はいまでも十分に忙しい。神社もある。青年会議所をやるなら本気でやってほしい。本気でできないなら、片手間になってしまうなら、入らない方が良い」というものだった。
数年後、私は青年会議所に入会し、そこで5年以上活動し、無事卒業した。実はその反対のことばが私の青年会議所活動における一つの大きな原動力になっていたことは言うまでもない。

また一人、地域を思い、愚直に行動していた方が去ってしまった。
だからこそ、我々がその思いを胸により一層がんばらねばならない。

今頃、お兄さんやうちの祖父ときっと語らっていることだろう。
ここに謹んで御冥福をお祈りします。


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