ありがとう、さようなら
今日は9日に急逝した、真索さんの告別式が行われた。 私も青年会議所、シニアクラブの他のメンバーと共に交通整理などをお手伝いさせていただき、その後、式にも参列させていただいた。 まだ47歳。若すぎる、突然の別れ。 お母さんもまだまだこの事実を受け入れられず、憔悴しきったようすだった。やっぱり、かけることばが見つからない。
正午、告別式を終え、出棺される、火葬場までの途上で真索さんが大好きだったサッカー場に車列は立ち寄り、我々も最後のお別れをした。 「ORCA BLUE」を流し、そして、私から真索さんに最後のコールを行った。最後は思わず涙があふれてしまい、もはや叫びのようなコールになってしまった。
ありがとう、真索さん。 そして、私たちはこれから未来に向けて自分の気持ちを切り替えていかなければならない。真索さんも「切り替えろ!」と言っているような気がして、最後に「さようなら」と叫んだ。
思えば、私がオルカのフロントとして本格的に動き始めた、2015年シーズン開始前、当時、GKコーチがいなかった中で、真索さんがイングランドでサッカーをし、GKだったことを思い出して、北本さんに推挙したのはこの私だった。 職場である小湊鐵工所に押しかけ、二人で頭を下げ、オルカへの協力をお願いした。 実は真索さんは元々、鴨川での女子サッカーチーム(特にジュニア、ユース)の創設を計画していたことがあった。そんなこともあり、我々の趣旨にも理解してくださり、そこからまさに献身的に、無償のオルカへの愛をもって、クラブ、チームを支えてくれた。
昨年亡くなった父上も闘病の最中であり、プライベート、仕事に本当に忙しい中であったと思うが、そんな素振りなど一切見せず、常にはにかんだ真索さん独特の笑顔で、特に選手たちを全面的にバックアップしてくれた。
その後、オルカに誘った私の方が2017年シーズンをもってオルカを離れることになってしまった。 なんとなく、真索さんに申し訳ない思いがずっとあった。 そして、今回の突然の別れ……。
もうそんなことを考えていたら、自然と涙がこぼれ落ちた。 真索さんともっともっと話したかったし、時に叱ってほしかったし、一緒にまだまだまちづくりもしたかった。
お通夜の時、お母さんが言ってくれたことば。 「真索はとても楽しそうにオルカの練習に出かけていってたよ」 私自身が救われる一言でもあった。
真索さんの思いはこれからも生き続けるし、自分は真索さんの思いを以て、より一層、まちづくりに力を入れていきたい。 それが一番の真索さんへの恩返しにもなると思う。
真索さん、本当にありがとう。 これからもぼくらを見守ってください。
[WALK:7246]
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懐かしい写真 DSLR-A350 18.00 mm ISO100 1/125 sec f/10.0
サッカー場でお見送りした… iPhone 6 Plus 4.15 mm ISO32 1/3049 sec f/2.2
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