2019/04/21

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地方創生は「人」
午後、鴨川市への移住・就農を検討している千葉大学院生とともに、オルカの試合を観戦。奇しくも彼もサッカー経験者だという。
相手はオルカがこれまで苦手にしてきた、ASハリマアルビオン。
しかし、今年のオルカは一味違う。開始早々にゴールを決めると、その後もオルカが主導権を握り、前半2点、後半2点を奪って、4−0での圧勝!
これで破竹の開幕4連勝。しかも、リーグ戦では無失点。
良い流れが続いている。今年こそ、1部昇格!!

彼とはその後、大山地区に行き、今回の対象となっている地域を見てもらった。
鴨川市にぜひやってきて、地域の力になってもらえたらと思う。


過去にも何度も記してきたことだが、地方創生のキーは間違いなく「人」である。
地方創生のフォーラムなどに行くと、必ず言われるのが、地方創生の交付金は人財育成に一番の重きをおいてほしいということ。
しかし、多くの地域でそれが為されているかというと、実はそうではない。

一発花火的な事業に使ってしまったり、モニタリングと言いつつも、結局それで終わってしまう典型的な予算消化だったり……。
駆け込み的に使いもしない物を揃えてしまったり……。
カネ、モノが先行してしまい、結局ハンドリングするヒトがおらず、そこで終わってしまうケースが多く見られるのだ。

地域おこし協力隊も地方における人財確保の一手段ではあるが、これもうまく行っているとは言えないだろう。
協力隊員着任後は隊員任せになってしまい、地元とのつなぎを怠った結果、地元にも受け入れてもらえず、結局なにもできずに終わってしまったり、とにかくそんな放置プレーになってしまいがちである。
さらに、地域おこし協力隊には、私から言わせると致命的な制度欠陥があり、地域おこし協力隊を複数の地域で何度も務めることができるのだ。これでは、移住・定住どころか、協力隊を食いぶちに田舎暮らしを転々と渡り歩いていく人を生み出してしまう。

今日も改めて思ったが、地域にはアイディアは実はあるし、資源もたくさん転がっている。
あとはそれをまわしていく人財さえいれば、私は多くの地域は目覚ましい復活を遂げていくと思う。

人は財なり。
いかに地域に覚悟をもって定着する人財、あるいはすでにいる地域住民の中から輝く人財を見つけ出せるか、磨けるか。
結局、そこにかかっていると思う。

そのためには向かい入れる我々地域がまずは腹をくくらなければならないと思う。
それができずして、地域づくりはできないと思う。


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平塚八幡神社
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神社前には棚田の耕作放棄地が…いつか再整備したい
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