2020/09/21

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熊本視察・遠征 2日目
今回の視察・遠征においてメインとなる日。

新たに今日からの合流組も加わって、ラソアペーゴ北九州、ベルメール熊本と交流戦を行った。
朝、なんと早朝便で来るはずのメンバーが乗り遅れるというハプニングがあったが、なんとか臨機応変に対応。空港カウンターの方の機転の利いた対応もあり、昼前に無事到着し、午後の交流戦には間に合った。(良かった)

今回の遠征は天気にも恵まれ、爽快な眺めを楽しみながら、交流戦に打ち込めた。
日本の女子ビーチサッカー界を牽引する串山選手の所属するラソアペーゴとの試合は1勝1敗。
午後のベルメールとの試合は1勝1分であった。
遠路であるため、また、新型コロナ禍において、それぞれの職場の事情もあり、もちろんゾンネのメンバーが全て参加できたわけではないが、しかし、良い経験を積めたと思うし、勝敗よりもなによりも、九州のチームと交流し、関係を深められたことが本当に大きな意義をもつと思う。


交流戦とは別に、私にとっての最大のミッションである、エボレパークについて、午後松岡さんから約1時間にわたり、アツいお話を伺うことができた。
松岡さんはビーチサッカー選手としては異色な方かもしれない。なんと現役時代、それも若い年齢で自分で起業し、ウェアブランドを立ち上げ、さらに、エボレパークもその会社で自己投資し建設にこぎつけたとのこと。まさにベンチャースピリット満載の方である。

そして、なにより、自分の故郷、熊本に帰って、活動しているという点が大きい。過去にこの日記にも記したことがあるが、よく地域は「ワカモノ、バカモノ、ヨソモノ」の3つのタイプの人が創り上げていくと言われるが、私は「ヨソモノ」に対してはちょっと違う考えで、少なくとも地元に骨を埋める覚悟のある人間が主役になるべきだと考えている。
松岡さんはまさに郷土愛が原動力になっていると確信した。

4年ほど前、熊本に戻ってきて以来、ビーチコートの建設を模索してきたそうだ。
当初は行政に建設してもらえないか、掛け合ったようだが、やはりなかなか動きが遅かったり、いろいろな障壁があるため、最終的には自分自身で民間ベースで建設することに決め、2年ほど前から本格的に動き始めた。
建設費を節約するため、地元のさまざまな事業者さんにも協力していただき、極力コストを抑えて、昨年夏に完成にこぎつけた。
地元を巻き込んでいる、という点でも見習うところがある。

まさに地元との御縁、地元力によって実現したビーチコートであった。

そして、なにより驚くべきは、今年(この新型コロナ禍の中でも)、コート運営だけで黒字化を早くも達成したことである。
初期費用も借金なしで実現したのにも驚いたが、運営も黒字化している点はもっと驚きだった。
スポーツ施設の運営を黒字化するのは並大抵のことではない。それに、熊本ではまだまだマイナースポーツと言って良い、ビーチスポーツのカテゴリーである。
しかしながら、ビーチコートは九州にも少なく、強豪相手もほとんどいないことから、口コミが口コミを呼び、時間を追うごとに利用者数が増えていっているのだという。

将来の夢はエボレパークを成功させ、熊本県内に次々にビーチコートを新設し、熊本の県民スポーツとしてビーチスポーツの地位を確立したいとのこと。
壮大な夢である。

私も思わず、そのお話に聴き入り、さらに自分の思いを松岡さんに語り、実にアツい時間となった!


充実した一日を終え、ホテルへ戻り、今夜もまた大津市街へ繰り出す。
ベルメールのみなさんに教えていただいたオススメのお店へ。
さすがは地元の方推薦のお店。
料理もお酒も、そして人も最高だった。

御縁がさらに深まる一日であった。


[WALK:15284]
ベルメールのみなさんと
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ラソアペーゴのみなさんと
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今日も良い天気
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