2021/01/26

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徒然なるままに……。
別になにがあったというわけではないが、来たるべき首長選挙を前に抱えるモヤモヤ。
Facebookにポストしてみました。
タイムラインだと埋もれてしまうので、こちらにも転記しておきます。

ごめんなさい、手抜きな日記で!笑



https://www.facebook.com/yamato.okano/posts/10217183888780402

徒然なるままに……。

千葉県、鴨川市では、3月に首長選挙がそれぞれ行われます。(知事選、市長選)

知事選については千葉市議会議員になる前から西千葉地区のまちづくりの現場で御縁をいただき、千葉市長3期を務めてきている熊谷俊人さんにぜひがんばってほしいと思っています。
熊谷さんは前市長の汚職事件による辞職を受けて、思い切って千葉市議から市長選に立候補し、見事に当選されました。

あまり知られていない話かもしれませんが、、、一見、よくいる改革派の市長に見られがちですが、実は彼が初当選した後、なかなか考えられない人事を実行します。政治的にはおそらく対岸にいたであろう、前市長時代の副市長を留任させたのです。その副市長は熊谷さんからの留任のお願いを何度も断ったそうです。しかし、熊谷さんの熱意に押され、最後は受諾されました。

熊谷さんとだいぶ前にお話しした際、なぜ副市長を留任させたのか、伺いました。普通なら、副市長含めて、上層部の人事を一新してしまうところです。
彼は言いました。首長経験が初めての自分には、長年行政に携わってきた行政のスペシャリストの力が必要である。だから、副市長には留任していただき、自分を補佐してほしかった。

改革派の首長はえてして、役所の組織をひっくり返すような人事を行なってみたり、議会と激しく対立し、あたかも市民の味方のようなある種のポピュリズムに走る方が多い傾向がありますが、彼はそういうことはしませんでした。
冷静にそれぞれの能力を見つめ、政党同士の対立軸を持ち込むことなく、本当に市のためになる、市民のためになる行政を実行しようとしたのです。
だから、以前より、私は熊谷さんを信頼していますし、初めて市長に就任した当時の、その冷静な対応に、議会の多数派である保守系政党も熊谷さんと大きく対立することなく、議会も機能し続けたのです。

その後、千葉市は財政危機を乗り越え、決して大きくは目立たないけれども、着実な実績を積み上げて、市は変わってきています。

彼がすごいところは、SNSで市民も時に辛辣なコメントをしてくることもある中で、至って冷静に答え、そして、市役所の立場をしっかり堅持し、悪い意味の大衆迎合になっていないところです。
時に市長が、まじめでしっかりと業務を遂行している市職員を正当に守る発言をするわけです。
行政職員も、これなら、この首長についていこう!がんばろう!とより一層思えるはずです。

今回、熊谷さんは千葉県知事選に立候補する意思を表明しました。次はいよいよ県全体にその考え、手腕を発揮してくれるでしょうし、微力ながら、私も南房総、鴨川の地から協力し、千葉県がより良くなるように、そして、千葉県から日本が、世界がより良くなるようにしていきたいと思っています。

熊谷さんは元々、千葉市よりも外側の地域とどのように連携し、つなげ、互いに活性化していくか、ということを何度も語っていました。
そのビジョンがついに実現できる立場にもなるわけです。
楽しみです。


翻って、鴨川市長選。

長谷川前市長、新人として吉田氏の2人が立候補を表明しており、一騎打ちとなる様相です。

私は正直、田舎の選挙には辟易としています。
実は主張がそんなに変わらない両者が、なにか違う対立軸の中で、候補者よりも、支援者たちが二分され、戦う。
選挙前になると、片方の候補を中傷するようなよくわからない怪文書が出まわったり、最近ではSNS時代において、匿名や捨てアカウントを使って、噂レベルの悪口を吹聴していく。
なんと非建設的な選挙なのだろうと思います。
選挙が終わってもその遺恨は深く残ります。
まさに分断です。

そして、その人の政策を見ているのではなく、どっちが市長になった方が得なのか、自分の立場が守られるのか、というビジョンもへったくれもない日和見な支援者たちも少なくありません。
こんな狭い地域ですから、両陣営に知り合いもたくさんいます。
知り合い同士が選挙を巡って、非建設的に対立する。
そんな姿を私は見ていられません。

なので、私は決めています。
もう自分は鴨川市の選挙には一切関わらないと。
ネガティブなパワー渦巻く中には入りません。

私は私の信念を貫き、故郷に対する純粋な思いでこれからもとにかくやるべきことをやっていこうと思います。

実は前述したSNSの誹謗中傷の嵐の中に、私も登場したりすることもあるらしいです。
まぁでも、炎上の中にいるのは、ラグランジェで慣れました。
アニメの炎上の方がもっときついです。笑
言いたい方はそれで憂さ晴らしになるなら、ストレスが解消できるなら、どんどん言ってもらって良いです。
それが、自分の役割でもあると思いますので。

とにかく、前進あるのみです。


コメント欄:

市長選とか、県議選とか、市議選とか、、、田舎の選挙って、全然ワクワクしないんですよ。この人がなったら、うちの田舎はこう変わる!未来はこんなことになるかも!?ってワクワク感。

当事者の皆さんには本当に申し訳ないんですが、私も過去に選挙に関わったこともありますけど、、、もう嫌です。

だいぶ前、いろいろなことがあった中で(詳細は申しませんが)、ある人に最後に捨て台詞的に言われたことば。「それが選挙ですよ、岡野さん」

神社界の常識は非常識って、ことばもあるんですが、同じように、政治や選挙の常識は世の中では非常識なんだな、って思いました。
だから、国会議員はこのコロナ禍の中でもイケシャーシャーと「会食は議員の立派な仕事です」みたいなことを言っちゃうんですよね。

感覚が狂ってます。

ちなみに、私は現役も含め、歴代の市長とも懇意にさせていただいていますし、尊敬もしています。なんだかんだ言っても、市を率いるってのはすごいことです。とんでもない重責だと思います。名誉だとか、保身とか、そういう見方もありますが、ある意味3万人以上の人たちの人生、生活を預かっているわけですから。
やり方は別として、市長を務めるってのは並大抵のことではないと思っています。

人からは私を「日和見」とかいう人もいます。
前市長から現市長に“政権”が変わった時、私は真っ先に新市長を訪問し、自分自身が考え実行してきた、あるいは実行していきたい、まちづくりのビジョンをぶつけ、理解を求めました。
これをだれにでもすり寄る「日和見」という見方もできることでしょう。

そういうことを言われた時、自分は言いました。
じゃあ、自分の応援していた逆側の市長になったからと言って、あきらめるんですか? この4年間、新しい市長の反対側で何もしない、足を引っ張ってればいいんですか? 4年間、市政を止めてしまっていいんですか? と。

市長がだれであれ、故郷の鴨川市を止めてはいけない。
鴨川市をより良いものにしていきたい。
だから、自分は自分の思いで、その時々の状況を見ながら、純粋に動いているだけです。

なので、私はこれからもそうやって動くつもりです。
この部分はぶれないで死ぬまでやり続けますよ。

すみません、返信長くなってしまいました。


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