後継者育成
今日は朝から盛りだくさんな一日。
小湊さとうみ学校にて、朝イチのウェルスポの社内ミーティングからはじまり、旅館業取得に向けての保健所の立会検査、続いて、ランドリールームに設置する洗濯乾燥機について市内の事業者さんにご相談、お昼をはさみ、食堂にて市内のケータリングの事業者さんと現場を見ながらの打合せ、いろいろとアドバイスをいただく。 午後3時からはウェルスポの理事会。その後、自販機のベンダーさんとの打合せ。 ウェルスポの予定はこれで一段落し、夜は7時から東条公民館にて行われた鴨川市サッカー協会の理事会に出席した。 いやはや、さすがに疲れた。笑
ところで、ウェルスポの理事会でも話題になったのだが、私も目下、というか、かねてよりの課題は後継者育成である。 私とて、アラフィフ、還暦まであと13年。 来年には宮司である父の後を継いで、神社に本格的に軸足を移したいと考えている。 そんな中、私が取り組んできたことを継承し、プロジェクトをさらに展開していく後に続く人財を育てていかなければならない。 私のあまり得意でない分野でもあり、これまで先延ばしにしてきたが、いよいよそうは言ってられない段階になってきた。
ただ、私のような生き方を人に勧められるか、継承できるか、と言えば否だ。 私のような生き方は間違っても他人には勧めない。笑 そんな意味で、なんだかんだ家族にも恵まれ、仲間にも恵まれ、私は本当の超ラッキーな人生を歩んでいると思う。 周りの理解なしに自分のような生き方はできないだろう。 だからこそ、思い切って、人からは「狂っている」と思われるくらいの行動を続けてこられた。
結局のところ、本人のやる気と覚悟次第だし、後継者になり得るであろう本人たちが決断してくれなければ進まないと思う。 それを強制をしてしまったら、それこそ、今風に言えば、人生における「ハラスメント」になるだろう。 ただ、そんな奇特な人間が現れるのを座して待っているわけにもいかない。
さあ、果たして、どうしたものか。
組織における人は大きく2つの立場に分かれる。 わかりやすく言えば、給与を支払う立場(雇う立場)、給与をもらう立場(雇われる立場)。 まずはそのどちらの立場になるかで人生は大きく分かれる。 私はもちろん前者の立場で、大学時代に起業してから歩んできたわけであるが、どちらが偉いということでもない。 どちらの立場の人もいなければ、組織も社会も成り立たない。
私の後を継ぐとすれば、前者の立場の人が現れなければならない。 しかし、それには強い覚悟、最後までやり遂げる責任感と行動力、また、リーダーシップ、もしかするとある種のカリスマ性も必要になるかもしれない。
まぁでも、私の場合、大学4年、22歳にてITベンチャーを左右もわからず起業し、爾来、経営者、あるいはプロジェクトを推進するリーダー的な立場で、会社経営、まちづくりなどに当たってきた。 こんな私でもできたんだから(失敗ももちろん多かった!!)、できないことはない。 そう考えると少しは気楽に考えられるところもある。
とにかく「後継者育成」 これが私にとって、ここ数年の大きなテーマ、課題となりそうだ。
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2000年3月3日撮影。弱冠23歳の私
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