「政治屋」
いろいろと話題の耐えなかった東京都知事選からまもなく2週間が経とうとしているが、メディア界隈を見ていると、再選を果たした小池知事よりも、あるいは当初一騎打ちの相手と目されていたが、3位に沈んだ蓮舫候補よりも、露出の多い、前安芸高田市長の石丸候補。 投票日当日の選挙特番での彼のメディアに対する、極めて塩対応が話題となり、賛否両論物議を醸しているわけだが、彼が都知事選で訴えていたことの一つ、「政治屋」の一掃。 この一点だけは少なくとも、自分は同意するところがある。
ある局の特番では、コメンテーターとの応酬の中で「政治屋」の定義について議論があったが、石丸候補が定義する「政治屋」についてはわからないが、私は一言で言えば、、、
政治家とは「政治家であること」が手段である人 政治屋とは「政治家であること」が目的である人
であると思う。
自分がなにか世の中のために、社会のために、成し遂げたいことを実現する一つの手段として「政治家」を志し、「政治家」である限りにおいては、正真正銘の政治家であろうと思う。 しかし、いつしか、政治家という立場にしがみつき、ポリシーよりもなによりも先に「政治家であり続けること」が目的になった瞬間に「政治屋」と成り下がるであろう。
この世の中、自分から言わせると、実に「政治屋」の多いことか。 それは、国会のみならず、地方政治にも言えることだ。
自分は間違っても「政治屋」みたいにはなりたくないし、常に自分を律して、現場主義で生きていきたいと思う。 そんなことを思う、夏。
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