[2005/09/28|毎日] ちょっとした旅

今日は、やまちゃんを送り出してから、神奈川県の藤野まで出かけた。
大学時代の友達がいるのだけど、ちょっと体調を崩していたので、お見舞いがてら遊びに行くことにした。
ほんとうは泊りがけの方がゆっくりできたけど、この体なので、一人での宿泊に自信がなかったので、日帰りで決行。
電車に長時間一人で乗るのは大好きなので、何をしようかなっとわくわく考える。やっぱり本を読もうかと。
家にある本をいくつか選定してバックにいれる。ちょっと重いかな??
バスの時間で、少し早めに駅について、どうしようかなっと思っていたら、駅の中にある本屋が開いていたので、ラッキー♪と入る。
そして、つい本を購入。
またバックが重くなった.....だったら持ってこなきゃよかった・・・なーんて思ったけど、久しぶりの小説購入に嬉しくなっていたので、そんなのどうでもよかった。
「深紅」(野沢尚著)
最近、映画化された小説で、テレビで特集をしていたので、ちょっとした内容と映画は知っていて、映画をすごく見たかった本。
たまたま、どの本を買うか迷っていて、今日はいっぱい持ってきたしやめていこうかと、ホームに向かおうとしたときに、目に入ってきた。
これだ!!!っと即買い。
この一冊で今日は持ちそう。
そして出発。これから長旅。
藤野まで乗り換え2回。
全て座れたので、ラッキー。
そして、この小説のおかげであっという間に過ぎた。
藤野で降りるときには、小説はちょうどいいところで、ちょっと残念な気持ちもあったけど、乗り越すわけにもいかず、ホームで読んでるわけにもいかず、あきらめて降りる。
友達は駅まで(しかも、駅の中まで!)迎えにきてくれていた。
藤野で、過ごした時間は5時間くらいだったけど、とても楽しかったし、友達も元気そうで安心した。
お母さんが、いーっぱいお料理を作ってくれていて、もうおなかいっぱい!ってくらい頂いて、今晩のおかずまで頂いてしまい、ありがたいっす。
しかも、おかあさんは「ベターホーム仲間」ということが判明。
ベターホーム・・・恐るべし。ここまで広がっている。
友達も昔少し通っていたことがあるらしい。親近感もぐっと増す!
そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、帰る時間に。
次はうちに来るという約束を交わし、帰途についた。
そして、私はまた「深紅」の中へ。
帰りは、二区間だけ座れなかったけど、あとはまた座って、小説に没頭して帰る。
犯罪被害者の心を描く小説で、深い内容だ。
家に帰ってから夕食後も小説の世界に入り、一日深紅につかっていたような気がする。
映画もぜひ見てみたい。
なんだか、今日は、現実の世界と小説の世界とを精神が行ったり来たりしていて、体は、千葉-神奈川を移動しているという、縦と横に動いているような一日だった。
体も旅をしていたけど、精神もちょっとした旅をしていたのかもしれない。
こんな一日もありかと。
赤ちゃんは一日結構動いていた。


- 07/11/01 10:52 by らっこ
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