[2006/02/23|たまご母記録]
□帝王切開出産体験-手術直前
やまちゃんが荷物をもってきてくれた。
荷物、たくさん!
私が用意していたのに加えて、やまちゃんがいるだろうって思ったものを付け足してくれて、
おぃおぃ、どこにいくんだよ?
って感じの荷物量だったと思う。
しかも背中のリュックには、らっこもちゃんと入ってた☆
らっこを見て、かなり心が和んだです。
さすが、やまちゃん!っていう感じに、ちゃんと延長コードまで入ってて感心した。
用意周到だよ。この人は。
だからいつも荷物が多いのだろう。
荷物の整理して、私の部屋ができあがったって感じ。
検査などで遅くなっちゃったけど、お昼を買ってきて、二人で食べる。
出陣前に、おなかいっぱい食べておこう!みたいな気分で、かつなどをがっつり食べる。
助産師さんが、
「あまり食べちゃうと夕食もすぐですよー」って。
既に3時くらいだったので、ほんと夕食いけるか?って感じだったけど、
意外と食べられちゃうもんだよね。あはは...(いや、食べすぎ)
助産師さんが、NSTの機械を持って現れて、電源コードをいれるところがないって探してたんだけど、勝手につけた延長コードなどばれないかどきどきしてしまった。
一瞬見て、
あれ?こんなのついてたっけ?
みたいな顔してたから、もう超〜どきどき。
どうやらばれなかったらしい。
まー、ばれても怒られないとは思うけど....
そのときのNSTは、陣痛の波は来てるものの、赤ちゃんの心拍は安定していて一安心。
もしかして陣痛がくるかもしれないのでってことで、19時までの面会時間なのだけど、や
まちゃんは21時くらいまでいてもらって、大丈夫そうだったら明日また来てもらいましょ
うという話になっていた。
しかし、昼間の様子からも大丈夫そうなので、結局夜のNSTを見ず一旦帰ることになっ
た。
夜のNST一人で受けていて、ちょっと不安になっていた。
っと、いうのもさっきまであった陣痛の波がない。
しかも赤ちゃんの心拍が乱れることが何回もあった。
素人でもわかるグラフだった。
天井をずーっと見ながら、早く助産師さん来ないかなってずっと思ってたと思う。
助産師さんが来て、グラフをみて急いでお医者さんのところへ。
しばらくすると、お医者さんがグラフを持ってきた。
陣痛の波がなくなっていて、赤ちゃんがかなりのストレスを感じているということ。
つまりは、苦しんでいる状態が何回かあった。
早く出してあげないと危ないかもしれない。帝王切開しましょう。という話だった。
一瞬、目の前が真っ暗になったと思う。
昼間冗談で言ってたことが現実になってしまった。
もうそこからは、ほんとに皆に言われるがまま過ぎていったと思う。
やまちゃんに連絡が行く。すぐ来てくれるということ。
同意書などサインした。
輸血が必要な場合もあるかもしれないので、その書類にもサインした。
何枚の書類にサインしたかもよく覚えてない。
お医者さんは、いろいろ説明してくれるのだけど、はっきりいって
言われるがままだった。
点滴をうつ。
今回は、全身麻酔ではなく胸から下の局部麻酔。
お医者さんは、麻酔科の先生に相談しに行った。
麻酔・・・・。しかも脊髄に打つなんてすごく怖かった。
私にとっては手術でお腹を切るよりも怖い。
でも、打たないと手術できないし、、、腹をくくるしかない。
麻酔の先生が病室にきて、麻酔の説明をしてくれた。
大体どうやって進んでいくかわかったけど、やっぱり怖い...
あれよあれよと手続きは済んで、いよいよ着替え。
手術着に着替え(と、いってもすべてなされるがまま)、
いよいよ手術。
手術室へ行くために動くベッドに移動。点滴をしたままの
移動なので、思うように動けない。
ベッドに横たわると、運ばれていく。
天井しか見ながら動いてるってすごく怖い。
運んでくれている助産師さんに私の運命がすべて委ねられているのだなぁっとか思ってい
た。
病院は、暑いくらいだったのに動くベッドに移動してからは、震えが止まらなかった。
それを私は寒いのかと思って、
「寒いのですが。。。」といっていたけど、あとで考えると「怖い」という気持ちからの
震えだったように思う。
やまちゃんに、
「いってくるね〜」と言ったように思う。
手術室の前(だと思う)に、お医者さんや麻酔の先生、その他スタッフが集合していた。
「よろしくお願いします」
ドラマとかと一緒だ〜・・・・。
なんて、体は震えてるのにのんきなこと考えてる自分がいた。
いよいよ手術。
- 07/11/01 10:52 by らっこ
[*] 日記一覧
[#] トップページ
(c) 2025 rakko.tv