[2006/05/19|神社] □お宮参り
[写真1]
[写真2]

タロウが生まれてから101日目。
お宮参りをした。
お宮参りとは、子供が生まれて初めて産土神(うぶすながみ)に参詣し、その土地の一員になったことを報告しこどもの健康と長寿を祈る行事だ。
一般的には、男子は31日目・女子は33日目に参拝するのが通例らしい。
でも今って30日目という意見も多くある。土地土地によって違うみたいだけれど、天津地区では101日目が通例。
なぜこんなに日数は違うのだろうか。
親の都合で言うなら、101日目だと楽だということはある。
生まれてから30日目だと外出も大変。
大体今ってセレモニードレスを着せたり着物を羽織わせたりしてのお宮参りが普通だけど、お着替えも大変だろう。
なので、少し落ち着いたころのお宮参りは大変楽だった。
その他でも地域性はいろいろある。
なんと赤ちゃんに大の字を書くところもあるそうだ。関西のほうかな。
お宮参りも調べると奥が深い。
神明神社では、ご祈祷をしてもらって絵馬を書いた。お守りや車に貼るステッカーも頂く。ご祈祷のときに授けてもらうご神鈴のミニ版も入っていた。
タロウもこの音色がお気に入りの模様。
赤ちゃんは父方の母親が抱くのが本来の姿らしい。
これは、お産はけがれたものとする考え方がありこのお参りを忌明けとしてけがれを祓うという意味があったからだそうだ。
母親はまだ忌明けがすんでないので、代わりに父方の祖母が抱くようになったそうだ。なんと母親はお参りに参加しないとする地方もあったそうだ!悲しい...
でも、産後の母親の体を気遣ってできた慣わしとも考えられているとのこと。
天津地区は101日も経っているのでもう忌明けはしているだろうから母親が抱いても大丈夫かな?なんて勝手に思ってみたりして。
だって、せっかく神様への参拝だし赤ちゃんは母親が抱っこしたいなぁって私は思うけど..
正式な祝着は、男児が黒地の紋付で女児は友禅の晴れ着で、妻の実家が用意するなど慣習があるけれど、最近は洋装でセレモニードレスなどがはやり。
セレモニードレスだと両親も服装が合わせやすいということもあるらしい。
ちなみに初めて洋装を取り入れたのは桂由美のデザインによるプルミエールローブらしい。
なにわともあれ、無事神様へ報告いたしました。
健康にすくすくと育ちますように。

- 08/05/04 21:16 by らっこ
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