[2007/01/31|毎日] 上総くん

今日たまたまテレビをつけたら、「小児がん」で余命2ヶ月という7歳の上総くんの特集がやっていました。
クレヨンしんちゃんのような話し方をする愛嬌たっぷりな男の子で、一生懸命病気と闘っている姿が放送されていました。
結局、最後は亡くなってしまうのだけれど、意識が朦朧とする中で一生懸命注射をうつのだと思って手をまくって差し出す姿が頭に焼き付いて、離れません。
7歳という短い命だったけれど、きっと精一杯何かを伝えるために生きてきたのだと勝手に私は思いました。
子供を生んでからよく思うのが、
自分はここまでよく生きてきたなということ。
事故があるかもしれない、病気になるかもしれない。。。人間何があるかわからないのですから。
使命を持って人は生まれてくるといいますが、ほんとにそうだと私も思います。
上総くんも何かをきっと伝えてくれて、出合った事のない、たまたまテレビを見ていただけの私にもなんだかとても大切な気持ちをくれたような気がします。
最期はお母さんの胸の中で亡くなりました。
お母さんは「愛してるよ」ってよく言っていて、そうすると上総くんも「おれも」ってクレヨンしんちゃんみたいな口調で言っていました。
愛されてるってきっと体全体ココロいっぱいで感じていたと思います。
ほんっとに全然見ず知らずの私が、上総くんのことを考えるとなぜか涙がとまらなくて、一日たってもだめで、これはなんなのだろうと考えているところです。
人間には偶然はなく必然の連続だと思います。きっとテレビを見たのも必然で、私は何かを見つけないといけないのかもしれません。




- 07/11/01 10:53 by らっこ
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